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Blog/2010-03-05

Last-modified: 2010-06-18 (金) 19:45:15 (80d)
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MACアドレス

こないだとあるオンラインゲームで「MACアドレスがあるから運営はどのPCでやってるかばれるよ」という会話があって、ハァ?って思った。

そのゲームはEXEなのでマシン情報なんかいくらでも拾える。MACアドレスに限らずCPUやらOSのシリアルの一部やらなんでもかんでも。むしろMACアドレスみたいにコンパネで気軽に書き換えられるものをユーザー判定でアテにしてたらおかしい。ちなみにリンク先の記事はSwitchingHUBがMACとポートの組み合わせを覚えているから一つのポートにしか送信されないだけであって、バカHUBを使えばMACアドレスなんて偽装しなくても盗聴できる。

もしかして、インターネット上にブラウザでアクセスしててMACアドレスが流れてると勘違いしてる?MACアドレスはデータリンク層の情報なのでTCP/IPとは関係ない。TCP/IPさえ通れば下はEthernetじゃなくても構わないくらいのに、どうしてEthernetの情報がインターネットに流れていると勘違いできるんだろう。

MACアドレスは同一LAN内しか流れない。ルーターを超えたら送信元MACアドレスはそのルーターのMACアドレスになる。もちろん次のネットワークもEthernetだったら、という前提だけど。もっともEther以外の実装知らないが。きっとどこかでネットワークに接続する際のMACアドレス制限の方法でも聞いて、サーバーに接続するのにMACアドレスも見られるんだって勘違いしたんだろう。

他人に平気で嘘を教える人に限って偉そうで、周りの人は嘘を信じて行く。まあその時も関わるのが面倒なのでほっといたんだけど。また一つ世の中の誤解を放置してしまった。

というローカルな話はまだいいんだけど、時々テレビでも堂々と嘘をつくから困る。むかーしCXのニュース番組で、右手を左のほほに当ててから前に出すと遠くにある紙が倒れるっていうのを特集してた。当時子供の間で流行ったんだけど、これは単に左から右に持ってくると手で扇ぐような動作になるので風が強くなる。右の頬にあててからだと紙は倒れない、というなんとも子供だましなトリックだ。当時中学校で流行ってて、みんな不思議がってたけどしばらく遊んでたら謎が解けた。その番組では大学教授に聞きに行って「わかりませんねえ」とか、気功師のところに行って「体の反対側にくっつけると気の流れがどうのこうの・・」とかやってた。あまりに呆れ果ててこの時だけテレビ局に電話した。ずっと話中でつながらなかったけど。中学生の俺でもわかった事を大の大人が、しかも教授とかまで一緒になって不思議ですねえとか、テレビって恐ろしいなあと思った。

他にも「老人はなぜあっさりした食べ物が好きか」という話でやっぱりどっかの若い栄養士に聞きに行って、「今の老人は子供の頃貧しかったのでその頃の食事が好きになっただけで、今の子供達が老人になった頃にはハンバーグやカレーが好きな老人ができます」って言ってた。絶対に嘘だ。味覚が成熟してない子供はわかりやすい味が好きなだけだ。すごく美味いハンバーグやカレーもあるけど、子供は冷凍ハンバーグにソースがかかってればそれでいいんだから。栄養士は栄養の専門なのであって、人間の嗜好の専門家ではないのだから聞きに行ったテレビ局が間違ってる。

雑誌でも日常茶飯事だ。編集者が校正すべきなんだけど、編集者は編集のプロであって記事内容のプロじゃないから仕方ないけども。

今はネットがあってすぐに間違いが調べられるようになったけど、頭のいい人がより賢くなっただけで、バカはネットの使い方もへたくそだからバカのままなんだろうなあと思う今日この頃。


タグ:雑談